医師・個人事業主（サージラボ）中村浩己昨今、マネジャーになりたいという人は減っているようにも見受けられるが、私は必ずしもそうではないと思っている。実際に、私が面談してきた多くの人たちが今後経験したいことのトップ３として、マネジメント職、海外勤務（留学・短期滞在含む）、本部勤務を挙げている（順不同）。社内公募制度がある場合、魅力的な上位ポジションは厳しい競争となるが、前述のトップ３の経験があれば有利に働くのも事実だ。ところが、マネジャーのポジションは限られるため、昇進には厳しい要件が課されている。今後マネジャーを目指す人と現在マネジャーで悩みを抱えている人のために、マネジャーに必要とされていることを考察したい。マネジャーとプレイヤーは、求められる役割と責任が異なる。プレイヤーとして一流と認めら...