臨床上の意義がしっかりイメージされてきた
Welby代表取締役社長 比木 武 氏
公開日時 2023/10/01 00:00
患者・個人あたりのデータ量が格段に増加「特にコロナ禍を経て、医療者と患者のコミュニケーションにデジタルが関与する機会が非常に増えてきた」――。こう語るのはWelbyの比木武社長だ。政府のマイナポータルが導入されたことで、医療施設ごとにバラついていた国民の医療データが、ある意味統合して1つのIDで見れるようになった。比木社長は、「国のインフラが整ってきたといことに意義があると感じている。なので、コロナ前後のデジタル化とマイナポータルの導入が大きなトレンドだと感じている」と語ってくれた。我々は医療・ヘルスケアの次なる挑戦としてPHR(personalhealthrecord)に向き合うことになる。本誌連載はPHRが誘う新たな医療・ヘルスケアの世界に一足先に踏み込んでみたい。(聞き手・ミクス編集...