発売相次ぐ配合降圧剤 ほか
公開日時 2009/03/31 00:00
発売相次ぐ配合降圧剤経済性は?そして実力のほどは?ARBと利尿剤ヒドロクロロチアジド(HCTZ)を配合した降圧剤が、承認見込みを含めると4社の製品が市場に並ぶことになる。ARBとカルシウム(Ca)拮抗剤の配合剤の開発も最終段階。配合剤は、降圧目標未達成の患者向けで各社とも単剤より強い効果をうたう。長くのみつづける薬であり、この不況の折、経済性は気になるところ。そして実力のほどは。約4000万人の高血圧患者。治療中の患者のうち約7割が降圧目標未達成という。そこが配合剤のターゲットとなる。併用療法では、薬の数が増えることに抵抗感を持つ患者は少なくない。そこを一剤にまとめた配合剤は、患者の納得の上で治療への参画(アドヒアランス)を促せるメリットがあるとされ、「高血圧治療ガイドライン2009」も認め...