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エーザイ ハラヴェンの非小細胞肺がん対象の国際共同P3で生存期間延長示せず

公開日時 2014/08/12 03:50

エーザイは8月8日、乳がんの治療に用いられているハラヴェン(一般名:エリブリンメシル酸塩)について、非小細胞肺がんを対象とした国際共同P3で主要評価項目である全生存期間の延長が未達であったことを明らかにした。結果の詳細は今後学会等で発表する予定。

 

国際共同P3の対象は、プラチナ製剤の併用療法を含む2レジメン以上の前治療後に増悪した進行非小細胞肺がん患者で、日本をはじめ欧米やアジアから540人が参加した。エリブリン単剤群と主治医の選択する治療群(ドセタキセル、ペメトレキセド、ゲムシタビンおよびビノレルビンのいずれか1剤を投与)にランダムに割り付け、非盲検下で比較したところ、主要評価項目の全生存期間は両群とも9.5カ月(中央値)だった。エリブリン群の主な有害事象は食欲減退や好中球減少症、脱毛症、悪心、疲労などで、これまでの同薬の安全性プロファイルと同様だったという。

 

同社は「2レジメンの前治療後に増悪した非小細胞肺がん患者様に対する化学療法において、標準治療として位置づけられるものはなく、未だアンメットメディカルニーズが高い病気」としたうえで、今回の結果について「エリブリンの抗腫瘍活性は認められており、現在、試験結果の更なる解析を進めています」と説明している。

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