エーザイ・三菱UFJ信託銀行 認知機能に関する情報提供で提携 高齢者向け金融サービスの強化を支援
公開日時 2026/05/27 04:50
エーザイは5月26日、三菱UFJ信託銀行と認知機能に関する情報提供の取り組みで提携したと発表した。エーザイは三菱UFJ信託銀行に対し、認知症領域に関する約40種類の情報資材を提供するほか、脳の健康に関する情報サイト「脳活ライフ特集」に関する情報を共有する。MCI(軽度認知障害)の疾患啓発や認知機能の維持・向上に資する情報を継続的に提供することで、高齢利用者が安心して金融サービスを利用できる環境づくりを支援する。
三菱UFJ信託銀行は、超高齢社会における金融サービスの高度化を目的として、認知機能の状態に配慮した金融商品適合性チェック支援AIアプリの活用を進めている。2025年2月~12月の期間で500名超の顧客に利用されている。同アプリは、会話や表情といった自然なデータを用い、脳の認知機能を15段階で推定・可視化し、金融商品の適合性判断を支援するための参考情報として活用される。
一方、エーザイは、認知症領域に関する情報資材の提供に加えて、「脳活ライフ特集」に関する情報を提供する。同サイトでは、相談先や専門医のいる医療機関情報、脳トレゲーム、エクササイズなどの情報が掲載している。三菱UFJ信託銀行は、エーザイから提供された情報資材などを活用し、同アプリの利用を起点として認知機能に関する情報提供を行う。両社は今回の提携を通じ、認知機能の状態に応じて安心して金融サービスを利用できる社会および誰一人取り残さない「認知症と共生する社会」の実現に貢献していくとしている。