ミクス医師調査・質の高い情報が提供されている製品 トップは大塚のエビリファイ

公開日時 2017/01/31 03:52
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ミクス編集部が行った医師調査で、質の高い情報製品が提供されている製品のトップは、大塚製薬の抗精神病薬・エビリファイだった。昨年から10ポイント以上票を上積みし、順位も昨年の2位から1つ上がった。昨年トップだった武田薬品/大塚製薬のPPI・タケキャブは2位に後退した。2015年9月に発売され、一気にブロックバスターとなったギリアド・サイエンシズのC型肝炎治療薬・ハーボニー配合錠はその有効性の高さが評価され、4位にランクインした。2016年に適応拡大があった品目が上位に顔を揃える中で、市場が縮小傾向にある気管支喘息治療薬などが、軒並みランクダウン。各社が注力する疾患領域がシフトする様も見て取れた。

下段の関連ファイルから、質の高い情報が提供されている製品のランキング資料をダウンロードできます。今回は得票のあった全製品を紹介しています。1月31日のみ会員外の方にも公開、その後はプレミア会員限定となります。

これは、ミクス編集部がエムスリー社の協力を得て行った「医師が求めるMR調査」によるもの。m3.com登録医師を対象に2016年12月19日~22日まで一般内科、循環器、消化器、呼吸器、精神神経(心療内科含む)、整形外科の医師各科100人(GP/HP各50人ずつ)、計600人を調査した。その中で、「提供されている情報内容を評価している具体的な製品名とその理由を挙げてください」と尋ね、その結果を集計した。

1位のエビリファイの情報提供を評価した医師35人は、すべて精神・心療内科医(HP:22人、GP:13人)。優れたMRランキングでも、精神・心療内科では大塚製薬はトップに立っており、精神科医から大塚製薬は圧倒的な支持を集めている。

エビリファイは2016年をみても、3月に持続性水懸筋注用の三角筋への投与部位追加、9月に小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性の追加承認を取得、11月に1mgの追加規格を新発売、と数多くのライフサイクル・マネジメントを実施。製品価値を最大化する製品戦略、企業姿勢が評価を集めた。「適応範囲が広がり、より使いやすくなっている」、「剤型が豊富で副作用が少ない」などの回答を集めた。「多剤大量処方の減薬に当たって、SCAP法での切り替えの提案を具体的にしてくれた」など、専門性の高い情報提供を評価する声もあった。

2位のタケキャブは16年6月に除菌用パック製剤を発売するなど、診療上の利便性の向上にも力を入れる。「ピロリ除菌成功率が高い。GERDに即効性あり」など昨年同様、有効性に評価が集中。一般内科や消化器科だけでなく、循環器科、呼吸器科からも評価を集め、「頻繁に情報提供してくれる」との声も複数あがった。

3位には、塩野義製薬/日本イーライリリーの慢性疼痛治療薬・サインバルタがランクイン。3月に、慢性疼痛に伴う疼痛の適応追加を取得。精神・心療内科に加え、整形外科(HP:2人、GP:8人)から、薬剤の効果を中心に高い評価を受けた。

5位には、各社が注力する競合品がひしめくDOAC市場からリクシアナがランクイン。日本人を対象としたエビデンス構築に力を入れる姿勢が評価され、「他の薬剤との違いについて、わかりやすく説明する」などの回答があった。

そのほか、評価の高かったTOP20製品を企業別にみると、MR評価で高い評価を集めた第一三共と日本イーライリリーがともに最多の4製品ランクインした。

調査結果の詳細は2月号(2月1日発売)に掲載する(こちら)。

 

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