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電通デジタル 医師と患者のコミュニケーションをデジタル活用で支援 MRの活動機会創出もサポート

公開日時 2022/05/11 04:48
電通デジタルは5月10日、医師と患者それぞれの側面からコミュニケーションをサポートするメディカル統合ソリューション「DDMEX(ディーディーメックス)」の提供を開始すると発表した。また、コロナ禍で医師との接触機会が減っている製薬企業のMRに対しても、リモート技術を活用した接触機会の創出や医師への的確な医療情報提供などを支援するとした。

◎まずは医師・MR間の関係構築を重視 医師ニーズの共有やナレッジ管理も

メディカル統合ソリューション「DDMEX」とは、「電通デジタル エクスペリエンス トランスフォーメーション」のこと。医師、MR、患者がそれぞれの立場からデジタル技術を活用し、「より良い治療体験」を実現するとの狙いが込められている。まず医師・MR間の関係構築を重視。リモートを活用した接触機会の創出を支援するほか、MRに対して医師ニーズの共有やナレッジの管理など業務効率化支援を行い、実業務のデジタル移行を推進するとした。

◎患者の心理的不安を軽減 「より良い治療体験」を実感できる取り組み


一方で医師と患者間のより良い関係構築を通じ、最適なコミュニケーションによる患者の心理的不安の軽減、医師と患者の治療目的の共有、患者側の治療モチベーションや治療効率の向上が期待される。こうした取り組みを継続することで、患者にとって「より良い治療体験」が可能となり、治療継続への良いサイクルを支援するというものだ。

DDMEXの特徴として、①プラットフォーム・トランスフォーメーション領域(PXT領域)、②コミュニケーション・トランスフォーメーション領域(CXT領域)-を用意した。PXT領域では、MR活動のデジタル化支援、デジタル接点の強化と拡張、医師データの統合・活用を軸とした、データマーケティング、プラットフォームに特化したソリューションを提供する。

また、CXT域では、患者のCX(顧客体験)理解からあるべき姿の導出、Webサイトなど自社コンテンツのCX改善、CX専門家によるインハウス化支援など、患者の治療体験を軸とした事業戦略、体験設計やクリエイティブ開発などコミュニケーションに特化したソリューションを揃えた。プロジェクトごとにメニューを選択し、カスタマイズできる。
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