【MixOnline】記事一覧2
地域医療連携の中核担う中小病院へのMR活動充実を

地域医療連携の中核担う中小病院へのMR活動充実を

2014/03/25
急性期後・回復期を担う病床を充実させ、在宅復帰支援を図ることを目的に、地域包括ケア病棟入院料、地域包括ケア入院医療管理料が新設されました(資料1)。一定の重症度、医療・看護必要度基準を満たす患者の診療実績、在宅療養支援病院、二次救急病院又は救急告知病院等であること、在宅復帰率の実績、診療内容に関するデータの提出等の施設基準を満たした評価が導入されました。新点数の導入に伴い、亜急性入院医療管理料は、2014年9月30日で廃止となります。
変わる急性期病院 高度急性期と一般急性期に機能分化も

変わる急性期病院 高度急性期と一般急性期に機能分化も

2014/03/18
急性期医療は、高度急性期と一般急性期の役割分担と機能をより明確にしていく方向です。特に、高度急性期病床は、超高齢化が進む中でその必要性が高まっています。背景としては、救急搬送を伴う重症度の高い患者は、高齢化の進展に伴い増加傾向だからです。急性期医療は、患者の軽症から重症の度合いに応じて受け入れ体制が整備されることが望ましいため、今回の改定では、急性期病床の位置づけを明確にし、機能分担を進めていく方針が改定点数の上でも明確に示されました。
変わる急性期病院 MRは施設の変化を意識せよ!

変わる急性期病院 MRは施設の変化を意識せよ!

2014/03/14
急性期の入院医療も大きな岐路に立たされています。国は、これまで病院が高い収入を得ていた重症患者向けの急性期病床を削減する方針を打ち出しました。一般病棟の入院基本料は看護師の配置基準によって定められています。看護配置は、7対1(入院患者7人に対し常時看護職員数が1人以上)、10対1、13対1、15対1と分類されており、このうち最も入院基本料が高い7対1入院基本料の算定要件が厳しくなりました。
MR活動のカギは地域医療連携室への訪問、MR間の連携

MR活動のカギは地域医療連携室への訪問、MR間の連携

2014/03/11
外来機能については、中小病院と診療所で強化される一方、大病院では縮小する方向性が示されました。大病院の外来は、これまで以上に、医療連携により紹介された患者への専門的な医療を提供することが求められることになります。背景には、軽症疾患の患者が紹介状を持たずに大病院への外来を受診することで、“3時間待ちの3分診療”とも言われる外来機能の崩壊を招いてしまったことがあります。今回の改定は、大病院の外来機能を分化させることで、このような状況に歯止めをかけ、病院勤務医の負担を軽減することを狙ったものです。
流通改善!  価格未妥結減算制度の導入で変わるMSの価格交渉

流通改善! 価格未妥結減算制度の導入で変わるMSの価格交渉

2014/03/07
今回、医薬品の取引の健全化を図るため、医療機関、保険薬局を対象とした、診療報酬や調剤報酬を減算する制度が導入されたことが大きなトピックスとなっています。この制度は、医薬品の取引売買にかかわる医療機関、保険薬局と医薬品卸との関係に大きな影響を与えるだけに、医薬品卸のMSに医薬品の販売促進を依頼するMRにとって、“知らない”ではすまされない内容でもあります。制度が何を目的に導入されたのか、是非理解してください。業界挙げての“流通改善”が求められています。
消費税増税で医療機関の経営変化は?

消費税増税で医療機関の経営変化は?

2014/03/04
今回の改定では、消費税増税(5%→8%)の影響を受け、初診料、再診料が引き上げられます。消費税増税が診療報酬にどの程度の影響があるのか、数値で理解することが大切です。
変わる中小病院・診療所 高まる在宅医療、地域医療の重要性

変わる中小病院・診療所 高まる在宅医療、地域医療の重要性

2014/02/28
複数の慢性疾患を有する患者への医療サービスを充実させる観点から、中小病院と診療所を対象に“主治医機能”の制度が導入され、外来と在宅医療をさらに強化するための点数が新設された。ひとりの患者に対し、地域医療機関での主治医を決め、患者が家族と在宅で生活できるよう、手厚いケアの提供を目的とする。政府の目指す地域包括ケアでは、医療と介護までの一体的なサービスの提供を想定している。今回の改定はその一歩に位置付けられるもので、中小病院や診療所、さらには調剤薬局の機能にも大きく影響を及ぼすものと想定される。プライマリケアを担当するMRの皆さんは、従来の施設完結型のプロモーションから、地域・エリア重視型の活動に変化が求められそうだ。
高まる亜急性期専門病院の重要性 MR活動の変化も

高まる亜急性期専門病院の重要性 MR活動の変化も

2014/02/25
2014年度の診療報酬改定の大きな柱のひとつが5つの視点です。①充実が求められる分野を適切に評価していく視点、②患者等から見て分かりやすく納得でき、安心・安全で質の高い医療を実現する視点、③医療従事者の負担を軽減する視点、④効率化余地がある分野を適正化する視点、⑤消費税率8%への引上げに伴う対応―です。これら5つの視点は、今回の改定において、点数が手厚く配分される分野となります。

変わる急性期病院、地域医療に注目

変わる急性期病院、地域医療に注目

2014/02/21
診療報酬改定を学ぶことは、点数や改定内容を理解、暗記する必要があると考えている方も多いかもしれませんが、その必要はありません。個々の点数や内容も重要ですが、基本的な改定の考え方を示す骨子を理解することがポイントです。骨子を理解することで、これから起きると思われる施設や患者、市場の動向を読むことができるのです。
診療報酬 マイナス改定の意味

診療報酬 マイナス改定の意味

2014/02/18
2014年度の診療報酬改定、薬価改定のポイントはどこにあるのでしょうか。今回はそのポイントと読み方を一緒に考えていきましょう。
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