第一三共が経営戦略説明会 ほか
公開日時 2008/10/31 00:00
マイナス材料の中での開催第一三共が10月8日に都内で開催した経営戦略説明会は、残念な機会となった。米国で承認審査中の次期国際戦略品の抗血小板剤プラスグレルの承認審査が再度延長になったこと、6月に買収を発表した印ランバクシーの株価急落の中での開催となったからだ。当然、両問題への対応が注目された。第一三共が経営戦略説明会の開催を発表したのは9月16日(日本時間)。しかし、米FDAは16日(米国時間)、ランバクシーに対し、FDAの基準に合わない生産管理上の問題が発見されたとして、医薬品30数品目を輸入停止にすると発表した。それらを受け、ランバクシーの株価は6月時点と比べ6割以上も下落した。庄田隆社長によると、この問題は買収交渉時には認識していたが、FDAが措置をする前には「ランバクシーは対応できる...