厚労省 医薬品副作用死1239症例
公開日時 2003/06/08 23:00
厚生労働省は6月6日、01年度に医薬品の副作用が原因と疑われ死亡した患者
1239症例あったことを明らかにした。長妻昭衆院議員(民主)が4月に提出し
た質問趣意書に対する答弁。副作用との因果関係がないものも含め患者が死亡
した50ケースについて、患者年齢や性別、原疾患、症状、被疑薬を例示した。
答弁書によると、01年度に製薬会社などから報告があった医薬品に関する副作
用報告は2万6545症例で、このうち、副作用との因果関係を問わず患者が死亡
したと報告があったのは1933症例(複数からの重複報告の可能性あり、以下同)
。このうち、医学、薬学的見地から医薬品の副作用との因果関係が否定できな
いと判断されたのが1239症例だった。