日本製薬工業協会
公開日時 2001/05/15 23:00
5月16日、第165回総会のなかで、医薬品評価委員会米国調査団が調査報告を行った。臨床評価部会チームは、米国の治験状況について、治験をビジネスとして捉え、①スピードアップ、②データの品質確保、③治験の信頼性確保――に対して、行政、企業および医療施設など、それぞれが努力していると紹介。また、企業は試験規模の拡大や、被験者組み入れ競争の激化に対して、①開発計画の十分な検討、②優良な施設の選択・確保、③病院との間で治験の基本契約を締結――などの対応策を取っていると説明した。