５月17日、2001年３月期決算を発表。連結業績は、売上高3617億円（対前期比19.6％増）、営業利益590億円（58.8％増）、経常利益632億円（71.6％増）、当期純利益233億円（106.9％増）と、二桁増収・増益を達成した。製品別ではグローバル製品のアルツハイマー型痴呆治療剤アリセプトが711億円（同23.4％増）、PPI製剤パリエット／アシフェックスが547億円（197.3％増）と続伸した。特に地域別では北米市場で178億円（56.8％）増の1057億円としたほか欧州市場も黒字化し、海外売上全体では1321億円・海外売上比36.5％を確保した。単体業績は、売上高2586億円（12.2％増）、営業利益584億円（50.7％増）、経常利益616億円（60.2％増）、当期純利益182億円（51.0％増）。今期連結業績は15ヵ年計画の最終年度として、売上高4000億円（10.6％増）、営業利益630億円（6.8％増）、経常利益640億円（1.3％増）、当期純利益350億円（50.2％増）の増収・増益を目指す。