日本ベーリンガーインゲルハイム(BI)、エスエス製薬
公開日時 2001/11/04 23:00
11月5日、独ベーリンガーインゲルハイム社による日本BIを通じたエスエス株式の持株比率が、10月25日をもって50.0%を超えたと発表。これにより、エスエスは日本BIの子会社として、ベーリンガーインゲルハイム・グループの傘下企業となった。 独BI社が日本での大衆薬事業を強化するため、2000年1月~2月にかけて株式の公開買付け(TOB)を実施し、持株比率を35.86%まで拡大。その後も徐々に増やし、今回50.23%に達した。 日本BIのクリストフ・ホーバッハ会長兼社長とエスエス製薬の萱生統社長は、共同見解として、「両社は、27年前から戦略的協調体制を進めてきた。BI社のグローバルな情報力および研究開発力と、エスエス製薬の強力な販売力および大衆薬開発力を生かし、今後とも協調体制を強めシナジー効果を上げることに引き続き努力していく」とコメントした。