アストラゼネカ
公開日時 2001/11/01 23:00
11月2日、米国で開催された第12回AACR-NCI-EORTC国際会議で、抗癌剤ZD1839の有効性が報告されたと発表。 第ii相臨床試験の速報データによると、ZD1839は前治療で効果が認められなかった進行非細胞肺癌患者の50%以上で癌が半分以下に縮小するか、病勢安定をもたらしたという。ZD1839は一般の固形悪性腫瘍を幅広く治療できるポテンシャルを持つと期待されており、乳癌、直腸癌、胃癌、ホルモン抵抗性の前立腺癌などでも第ii相臨床試験が行われている。