持田直幸社長は28日、都内で開いた記者懇談会で今後の事業計画を説明した。医薬品事業では、今３月期38億円の売上を見込む持続性Ca拮抗降圧剤「アテレックス」の販売に注力する方針を強調。来年度50億円、ピーク時には100億円商品に育成したいと述べた。　４月薬価改定の影響ついては、いわゆる長期収載品を比較的多く抱え、再算定が予想されるインターフェロンもあることから「業界平均を若干超えた引き下げ」と判断した。　また、総合健康産業として医薬、ヘルスケア、医療機器の各領域に関連する新たな分野で事業構築する考えも表明。２～３人のスタッフにより３年間、15億円をかけて取り組むとした。