医療情報プラットフォーム・MRT 製薬向けリサーチ・コンサル支援を始動 ワンストップでサービス提供
公開日時 2026/08/07 04:52
医療情報プラットフォームを提供するMRTは、製薬・医療機器・ヘルスケア企業向けのリサーチ・コンサル支援サービスを開始した。国内10万人の医師会員ネットワークを活用して医師アンケート・インタビュー、プロモーション支援、医師への業務依頼、さらには医療AI開発における教師データ作成(アノテーション)業務や医師監修までをワンストップで提供可能なビジネスマッチングサービスを構築した。このほか、今後急速に市場成長が見込まれる東南アジア圏の現地医師へのインタビューを通じた海外市場調査などにも対応する方針だ。
MRTの医療情報プラットフォームは、約10万人の医師会員を含む総数約20万人の医療従事者(コメディカル含む)に対し、常勤/非常勤等の求人情報や医薬品情報など医療従事者に有益な情報を提供している。同社によるとMRT 会員はアクティブユーザーが多く、ターゲティングやタイミングを選定した上で、最適な情報提供が可能であることが強みだという。
◎製品開発やマーケティング担当者に「臨床現場の医師のリアルな声」を届ける
今回のリサーチ・コンサル支援サービスは、製薬・医療機器・ヘルスケア業界の製品開発やマーケティング担当者に対し、「臨床現場の医師のリアルな声」を届けることを主眼とするもの。主なサービス内容は、これまでの強みである医師のアルバイトや転職先の紹介にとどまらず、会員医師の診療科や役職などを絞り込んだ医師アンケートやWEBインタビューを実施。定量・定性の両面からデータ分析を行う。簡易アンケートであれば最短2週間程度で結果を提供できる。
プロモーション支援に関しては、DM(ダイレクトメール)、メール配信、バナー広告によるターゲット医師層への認知拡大を図る。また、コンテンツ制作では、医師監修記事の制作や、AI開発向けの医療データアノテーション(データへの意味付け作業)にも対応できる。このほかに、東南アジア圏の市場調査や医師へのヒアリング・業務依頼にも対応するなど一連の業務をワンストップで展開できる。
同社は医療情報プラットフォームの活性化を目指し、「ヘルスケア アドネットワーク推進コンソーシアム」に参画し、医師ネットワークとの連携を検討・推進してきた。また、医師への価値ある情報や機会の提供を通じ、医師による知的財産「医師IP(Intellectual Property)」を蓄積することで、高品質な医療サービスの提供や医師の活躍機会の拡大に寄与したい考え。