2002年度第１四半期の業績を発表。グループ全体の売上高は、10％増（スイスフランベース）の79億6700万スイスフラン（約6294億円）。純利益は、業務パフォーマンスと財務収入の改善により、20％増の17億8800万スイスフラン（約1413億円）となった。医薬品の売上高は、すべての地域での循環器領域、がん領域、眼科領域製品の需要拡大が牽引力となり、14％増の52億スイスフラン（約4100億円）だった。高血圧症治療薬ディオバン／コディオバンは76％増の６億100万スイスフラン（約475億円）、高コレステロール血症治療薬レスコール／ローコールは28％増の２億1700万スイスフラン（約171億円）、免疫抑制剤ネオーラル／サンディミュンは４％減の４億5100万スイスフラン（約356億円）。昨年上市した慢性骨髄性白血病治療薬グリベックの売上高は１億8300万スイスフラン（約145億円）だった。