台湾子会社２社の組織改革を実施したと発表した。製造・輸入を担当していた台湾大日本製薬が自社工場を閉鎖したのに伴い、製品は第三者への委託または日本からの輸入に切り替えた。また、販売担当の台日薬品が今年３月末でその機能を台湾大日本製薬に移管、すべての営業活動を終了した。台湾大日本製薬は新体制の下で医療用薬の開発・販売に特化、このほど抗アレルギー剤「エバステル」の発売を開始した。同剤はスペインのアルミラル・プロデスファーマ社から導入、昨年、台湾で輸入承認を得た。