15日、新たな財団活動のための「ビジョン」をまとめた。ヒト組織バンクHSRRB（ヒューマンサイエンス研究資源センター、大阪市）は、ヒト組織を提供する医療機関の数をふやし、剖検死体からの組織や移植不適合臓器・組織の研究利用について検討する。新規事業として、バイオベンチャー企業や大学のTLOと賛助会員メーカーとの交流をめざし「バイオインターフェイス」を定期的に開催、また、厚生労働省所属の国立研究機関の特許を企業にライセンスするようなTLO機能について件とうそ進めるなど、リエゾン機能を拡充する。