ベルギー・ヤンセン社
公開日時 2002/07/24 23:00
25日、国際アルツハイマー病学会(7月19日~25日、スウェーデン)で、同社のアルツハイマー型痴呆治療剤ガランタミン(海外製品名:レミニール)の有用性は、少なくとも3年間持続すると推計されるとのプラセボとの二重盲検比較試験結果が報告されたと発表。 登録された491例のうち64%が36ヵ月間にわたる継続長期投与を完了。ガランタミンを3年間服用した患者の認知機能平均低下率は12ポイントであったのに対し、未治療患者では21~27ポイントとなった。これはガランタミンによって疾患の進行が約50%遅延したことを示す。