ヤンセンファーマ、リスパダールで入院率低下
公開日時 2002/08/26 23:00
ヤンセンファーマは27日、持効性注射剤として販売している非定型抗精神病薬の「リスパダール」(一般名リスペリドン)について、横浜市で26日から開催された世界精神医学界で、1年間にわたる国際的な非盲検試験の結果、統合失調症患者の入院率を抑制することが示されたと発表した。試験実施前には、他の抗精神病薬を服用していた患者の38%が入院を必要としたが、リスパダールの投与12週間目には患者の入院率は12%まで低下したという。