サノフィ・サンテラボ クロピドグレルの有効性実証
公開日時 2002/11/04 23:00
サノフィ・サンテラボは11月1日、虚血性イベントのリスク患者に対し、ADP受容体拮抗物質剤クロピドグレルの効果が実証されたと発表した。心筋梗塞での血栓溶解グループに対し、アスピリンを含む標準的治療に加え、クロピドグレルを用いた場合、低、中、高リスクの非ST亢進性急進冠症候群患者でそれぞれ、29%、15%、27%の相対減少率が見られた。また、心筋梗塞か心臓発作を起こすか、慢性末梢動脈疾患の患者にクロピドクレルを長期投与(最長3年間)した場合、アスピリンによる治療と比較して、心筋梗塞、心臓発作または心血管死の発症が8.7%減少した。