参天 売上6%増
公開日時 2002/11/06 23:00
参天製薬は11月6日、03年3月期中間決算を発表。売上高 464億5200万円( 6.1%増)営業利益 71億5800万円( 2.9%増)経常利益 69億5500万円( 2.5%増)中間(当期)純利益 17億9900万円(41.6%減) ドライアイ(眼球乾燥症候群)に伴う角膜疾患治療薬「ヒアレイン」が引き続き二けたの伸びを記録、00年4月発売の合成抗菌点眼剤「クラビット点眼液」も伸長した。緑内障治療剤は01年9月発売の「デタントール点眼液」が着実に立ち上がり市場に浸透、99年発売の「チモプトールXE」も伸長した。一方、抗アレルギー剤は01年発売の「リボチン点眼液」が着実に伸長したが、01年6月にノバルティスファーマと販売提携を解消した「ザジテン点眼液」の減少を補うことはできなかった。こうしたことから、眼科薬の国内売上高は326億9900万円で、0.8%の増加だった。また、総合型厚生年金基金からの脱退に伴う特別掛け22億2000万円を損失計上したため純利益は減となった。