中外製薬 「ペグインターフェロン アルファ2a」が優先審査
公開日時 2003/01/21 23:00
中外製薬は1月21日、「ペグインターフェロン アルファ2a(遺伝子組替え)」を昨年11月18日に承認申請し、優先審査の対象となったことを明らかにした。年内の承認を期待している。ペグインターフェロン アルファ2aは、血中消失時間の延長により従来品の週3回投与に対し「週1回投与」となり、有効性も改善されたという。また、抗原性も低下、副作用の発熱の程度が軽減された。有効率は、海外データで、単独投与の場合29%、リバビリンとの併用では54%。高ウイルス量に対しても単独で18%、リバビリン併用で44%となっている。リバビリンとの併用は海外では承認されているが、日本では臨床試験段階。