日本医薬品工業 売上240億円向け中期3ヵ年計画
公開日時 2003/01/28 23:00
日本医薬品工業は1月28日、05年に売上高240億円、経常利益30億円を目標とする「新中期3ヵ年経営計画」を発表した。「111(トリプル・ワン)」を旗印に、①ジェネリック業界存在感ナンバー1②経常利益率10%③東京証券取引所への上場――を目指す。MRは現状の165人を200人に増員、うち100人を新規導入による社内資格制度対象者にする。また、社団法人医業経営コンサルタント協会のコンサルタント有資格者を、現状の12人から50人に増員する。同社は99年スタートの、基盤再整備を目的にした「経営改善計画」を目標の3年から1年前倒し00年に達成。01年スタートした、成長の布石を目的とした「中期経営計画」も、1年前倒しし02年に達成。02年11月期決算は、当初予想(売上139億円、経常利益9億6000万円、純利益8億6000万円)を大幅に上回る、売上高146億6200万円(前期比17.2%増)、経常利益12億6700万円(101.5%増)、純利益11億5600万円(26.2%増)を計上している。