GSK/塩野義 「バルトレックス」「ゾビラックス」でコ・プロモーション
公開日時 2003/03/03 23:00
グラクソ・スミスクライン(GSK)と塩野義製薬は3月3日、GSKが販売する抗ウイルス化学療法剤「バルトレックス」「ゾビラックス」について、両社によるコ・プロモーションを展開することで基本合意に達し、覚書を締結したと発表した。03年4月1日から、99床以下の医療機関への医薬情報提供活動を共同で行う。流通、販売業務と、100床以上の大病院に対する情報提供活動は引き続きGSKが行う。ゾビラックスは単純疱疹、帯状疱疹の治療薬として開発され、88年日本で発売。バルトレックスはゾビラックスの経口吸収性を改善したプロドラッグで、00年帯状疱疹の適応取得、02年単純疱疹の適応追加。GSKは、感染症領域に強い基盤を持つ塩野義製薬と連携することで、ヘルペス感染症の未治療患者への治療機会提供、製品の適正使用推進を目指す。