大塚製薬 「TN-3262a」販売でライセンス契約
公開日時 2003/03/25 23:00
富山化学と二デックが共同開発中のニューキノロン系合成抗菌剤(一般名:トシス酸トスフロキサシン)の点眼剤「TN-3262a」について、両社と大塚製薬は3月25日、日本国内での販売権を大塚製薬へ供与することで、3社によるライセンス契約を結んだと発表した。これにより、すでに販売権を持つニデックと大塚製薬が国内販売権を持つことになる。TN-3262aは、富山化学が創製し90年から発売している経口用ニューキノロン系合成抗菌剤「オゼックス錠」の点眼用として開発中。98年富山化学とニデックが結んだ共同開発契約、ライセンス契約により、04年の承認申請を目指してフェーズⅢ臨床試験中。