栄研化学 LAMP法で日経BP賞
公開日時 2003/03/31 23:00
栄研化学は3月31日、独自開発の「遺伝子増幅法(LAMP法)」が、日経BP技術賞(医療・バイオ部門賞)を受賞したことを受け、「受賞を機会に、21世紀の医療、バイオにLAMP法が役立てるよう、日本発の世界的な技術としてさらに飛躍させたい」とコメントを発表した。同法は、2本鎖DNA、6つの領域を認識する4つのプライマー、鎖置換型DNA polymerase、基質などを同一容器に入れ、一定温度下で増幅から検出までを1ステップで行う。増幅効率が高く極めて高い特異性を持ち、「簡易」「迅速」「精確」「安価」に遺伝子増幅が可能という。