中外製薬 米国子会社の研究部門を閉鎖
公開日時 2003/04/10 23:00
中外製薬は4月10日、米国100%子会社の中外ファーマ・ユー・エス・エー社( CPUSA)の研究部門を7月7日付で閉鎖すると発表した。ロシュとの戦略的アライアンスのシナジー効果を最大限に発揮させる一環。CPUSAの研究プロジェクトはロシュまたは中外製薬の研究所で引き継ぐ予定。CPUSAの現在の社員110人のうち、研究に携わる約50人は解雇され、CPUSAは開発事業とマーケティングに注力する。今回の決定により05年度に15億~20億円のコスト削減効果を見込む。