中外製薬 乳がん治療薬ゼローダ使用は「MRの説明後」を徹底
公開日時 2003/07/06 23:00
中外製薬は7月4日、6月に発売した乳がん治療薬「ゼローダ錠」(一般名:
カペシタビン)と高リン血症治療薬「レナジェル錠」(塩酸セベラマー)の説
明会を開いた。ゼローダについては、1万人強の患者への投与を見込んでいる
が、MRが製品・安全性に関する説明を必ず行った後に医療機関、調剤薬局に納
品されるようにし、何も知らないまま使用されることがないように管理する方
針。レナジェルについては、キリンビールのフォスブロック錠と合わせ塩酸セ
ベラマーとしてピーク時126億円(薬価ベース)を予想しているが、「中外製
薬としては7割を取りたい」と述べた。