田辺製薬 ガンシクロビルのプロドラッグ製剤を導入
公開日時 2003/07/21 23:00
田辺製薬は7月18日、スイスのロシュ社とガンシクロビルのプロドラッグ製剤
「バルガンシクロビル」に関する導入契約を締結したと発表した。海外では後
天性免疫不全に伴うサイトメガロウイルス網膜炎の適応で01年に発売されてお
り、海外データのみを活用し日本では04年末から05年初めに発売する予定。ま
た、臓器移植後のサイトメガロウイルス感染症の適応取得をめざし国内で臨床
開発を行う。後天性免疫不全に伴うサイトメガロウイルス網膜炎の市場規模は
約2億円だが、臓器移植後のサイトメガロウイルス感染症まで広げると市場規
模は約20億円となり、同社では当初発売から10年後のピーク時に10億円の売上
を見込む。プロドラッグ化により、現在輸入・販売しているガンシクロビルの
カプセル剤に比べ10倍近く吸収率が向上し注射剤に近い血中濃度が得られる。