エーザイは７月18日、プロトンポンプ阻害剤「パリエット」について、逆流性
食道炎維持療法を認める用法・用量の一部変更承認書を受領したと発表した。
８週間を越える投与が可能になる。パリエットの02年度売上は6.8％増の58億
円だったが、03年度は210.3％増の180億円（５月13日の03年３月期決算発表時
予想から変更なし）を見込んでいる。「酸関連疾患（胃潰瘍・十二指腸潰瘍・
逆流性食道炎）でしっかりしたポジションを獲得する」と話しており、06年度
に国内で600億円、全世界で2200億円（02年度1174億円）の売上をめざす。