厚労省・検討会 医療計画制度見直しへ
公開日時 2003/08/03 23:00
厚生労働省は8月1日、医療計画の見直し等に関する検討会(座長・黒川清東
海大学総合医学研究所長)の初会合を開き、質の高い効率的な医療提供体制構
築に向けた議論をスタートさせた。検討の参考とするため、作業部会を設置し
諸外国の医療計画制度について調査研究を行うことを決めた。検討会は今年秋
に中間報告を、04年末に意見書を取りまとめる。
今年3月閣議決定の「規制改革推進3ヵ年計画」は、「医療計画に基づく病床
規制の結果、既存病床が既得権化され新規参入を妨げている」と指摘。また、
「医療制度改革推進本部・医療提供体制の改革に関する検討チーム」は4月、
「医療提供体制の改革のビジョン案」で、当面の課題として「医療機関の機能
分化、重点化、効率化と地域における必要な医療提供確保」を掲げた。
そのため検討会は、現行医療計画制度について再点検するとともに、基準病床
数の新たな算定式策定など制度の課題について協議。病床規制のあり方や医療
計画の記載事項拡大などを含め、今後の医療計画制度全体のあり方を検討する。