アクセンチュア 三共の業務改革を大規模かつ短期に達成
公開日時 2003/08/28 23:00
アクセンチュアは8月28日に開いた市場戦略説明会で、パートナーとして一環
して携わった三共の抜本的業務改革について「大規模かつ短期に効果を達成す
ることができた」と説明した。三共は01年7月に社長を本部長とする業務改革
本部を設置し、大幅なコスト削減とシステム・インフラの見直しに取り組んで
きた。アクセンチュアによると、三共の業務改革は、計画化フェーズ(01年7
~10月)、設計フェーズ(02年3月まで)、開発フェーズ(同12月まで)、導
入フェーズ(03年3月まで)を経て、今年4月の統合情報システム(SAP R/3)
稼動で定着化フェーズに入った。02年度には調達コスト約50億円低減、営業組
織改編、総務業務の効率化など第1次効果が創出され、03年度には人事・経理
業務の効率化、工場の生産業務の効率化など第2次効果が具体化する。