三共 メバロチンは国内3億円減、海外90億円増
公開日時 2003/11/09 23:00
三共が11月7日発表した04年3月期中間決算は、高脂血症治療剤「メバロチン」
の海外売上が大きく増加したことにより増収増益。メバロチンの国内売上高は
543億円(前年同期546億円)で、4―6月は313億円だったが、後発品参入以
降の7―9月は230億円だった。国内メバロチンの通期は1042億円(前期1107
億円)を見込む。一方、メバロチンの海外売上高は518億円(前年同期428億円)
、通期は880億円(前期658億円)の大幅増を見込む。9月12日に発売した高脂
血症治療剤リバロ(興和新薬と並行販売)の三共の9月末までの売上は16億円、
通期では37億円を見込んでいる。
〔04年3月期中間決算・連結〕
売上高 2964億7100万円(2.9%増)
営業利益 510億4800万円(10.2%増)
経常利益 505億6100万円(9.5%増)
純利益 238億2800万円(5.3%増)
〔04年3月期通期予想・連結〕
売上高 5865億円(前期5699億2700万円)
経常利益 755億円(802億4700万円)
純利益 340億円(338億4500万円)