大正製薬が11月10日発表した04年３月期中間決算の売上高は、今夏の天候不順
によりドリンク剤が不振だったためセルフメディケーション事業が39億円減の
993億円、また医薬事業は連結子会社大正富山医薬品の売上のうち、富山化学
工業製品の売上高が売上増に直結し100億円増の469億円。大正富山医薬品の売
上は、当初年間950億円（上期450億円、下期500億円）を見込んでいたが、上
期はMRが双方の商品知識を習得するのに時間がかかり、400億円にとどまった。
これにより通期目標を910億円とした。

〔04年３月期中間決算・連結〕
売上高　　　1462億8800万円（4.3％増）
営業利益　　　317億3300万円（5.9％減）
経常利益　　　337億7100万円（8.5％減）
純利益　　　　196億6400万円（8.9％減）

〔04年３月期通期予想・連結〕
売上高　　　2980億円（前期2740億7700万円）
経常利益　　　602億円（608億5700万円）
純利益　　　　348億円（353億9200万円）