厚労省 インルエンザワクチン偏在で「融通」要請
公開日時 2003/12/10 23:00
インフルエンザワクチンの偏在に対応するため厚生労働省は12月9日付で、都
道府県や医療機関ごとにワクチンを融通することなどを、関係機関に要請した。
また、今後の必要量を正しく見積もり、必要以上に供給、購入しないよう求め
た。
厚労省によると、11月17日現在で32都道府県から、ワクチンが入手できない医
療機関があるとの連絡があった。今シーズンのワクチン供給量は前シーズン消
費量の4割増の約1480万本。例年10~20%程度が未使用で返品されることを考
慮すると、全体として不足しているとはいえない状況という。