武田薬品 米社とアクトス合剤開発で提携
公開日時 2004/01/08 23:00
武田薬品工業は1月8日、米アンドレックス(Andrx)社と同社の糖尿病治療
薬メトフォルミン徐放製剤とピオグリタゾン(アクトス)の合剤に関するライ
センス契約を締結したと発表した。武田薬品単独で合剤の開発を進め、販売承
認取得後、全世界での独占的販売権を得る。近くア社に一時金として1000万ド
ルを支払う。また、販売承認取得まで開発の進捗に応じてマイルストーン・フ
ィーを、販売開始後は契約に定められたロイヤリティを支払う。武田薬品は、
まず米国での申請を予定。どのような試験を実施するかは未定だが、生物学的
同等性試験だけで申請が認められる可能性もある。ア社は欧米でメトフォルミ
ン徐放製剤を申請中。合剤の製造はア社が行う予定。