感染研・週報 インフルエンザが大幅増、AH3型が中心
公開日時 2004/01/13 23:00
国立感染症研究所が1月13日までにまとめた感染症週報03年第51週(12月15~
21日)によると、インフルエンザの定点当たり報告数は0.85(報告数4020例)
で、前週の0.38(1796例)よりかなり増えたが、前シーズン同週の5.22(2万
4593例)と比べるとまだ少ない。定点当たり報告数は山形(8.08)、群馬(4.
89)、福島(4.28)などで高い数字。また、これまでに確認されたウイルスは
AH3型が中心だが、B型の報告も少なくなく、AH1型も1件の報告があった。
感染性胃腸炎の報告数がこの週も増加。定点当たり報告数は前週の14.48から1
6.71になった。過去5年間の同時期と比較してやや多く、宮崎(40.49)、大
分(39.94)で高いのが目立つ。