RDKK 05年に臨床で使用する薬剤代謝診断用DNAチップ発売へ
公開日時 2004/01/20 23:00
ロシュ・ダイアグノスティックス(RDKK)は1月20日、05年に臨床で使用する
薬剤代謝診断用DNAチップを発売する方針を明らかにした。スイスのロシュがD
NAチップ最大手の米アフィメトリックスとDNAチップ事業の開発・販売提携を
結んでおり、日本に導入する。日本国内での医薬品副作用に関連して費やされ
る医療費は年間約5兆円に上ると推定しており、副作用防止や薬剤感受性診断
に役立つDNAチップの臨床現場でのニーズは高いと見ている。RDDKの03年の業
績は、売上高が前年比4%増の321億円、08年には600億円を目標にしている。