感染研・情報センター 全都道府県でインフルエンザ警報・注意報
公開日時 2004/02/04 23:00
国立感染症研究所感染症情報センターが2月4日にまとめた「インフルエンザ
流行レベルマップ」第4週(1月19~25日)によると、全国606保健所単位で、
定点当たり患者報告数が「30.0」の基準値を超えるなどで流行警報を発令した
のが139ヵ所(前週11ヵ所)に上った。また、「10.0」の基準値を超え流行注
意報を発令したのが276ヵ所(160ヵ所)。今シーズンに入って初めて、全都道
府県で警報か注意報が発令された。
警報を発令した保健所は、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、
埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三
重、大阪、兵庫、鳥取、徳島、長崎の25都府県にわたる。このうち宮城は、全
12保健所で警報を発令している。