厚労省 02年度介護給付費5兆1929億円
公開日時 2004/02/25 23:00
厚生労働省は2月25日、02年度介護保険事業状況報告(年報)をまとめた。保
険給付費は5兆1929億円で、前年度(4兆5919億円)と比べ6010億円(13.1%)
増加した。利用者負担を除いた支給額4兆6261億円(前年度4兆885億円)を
サービスの種類別にみると、居宅サービス1兆9688億円(42.6%)、施設サー
ビス2兆6572億円(57.4%)で、前年度(居宅39.0%、施設61.0%)と比べ在
宅サービスの割合が上がった。制度スタートの00年度(支給額3兆2291億円)
は、居宅33.9%、施設66.1%という割合だった。
要介護・要支援認定者は02年度末現在、345万人(前年度末298万人)で、うち
65歳以上の「第1号被保険者」は332万人(288万人)。第1号被保険者全体の
2393万人(2317万人)に占める認定者の割合は13.9%(12.4%)だった。