感染研・週報 先天性風しん症候群すでに3例
公開日時 2004/05/16 23:00
国立感染症研究所が5月14日にまとめた感染症週報・第17週(4月19~25日)
によると、風しんの定点当たり報告数が0.07で、前週(0.08)より減ったもの
の、依然として例年より多く、年初からの累積患者報告数は1899人になった。
昨年1年間の2795人(暫定値)の3分の2に上っている。また、出生児の先天
性風しん症候群(CRS)は、00年から03年は各1人だったが、今年はすでに、
岡山で2人、東京で1人の計3人報告された。
週報では、鹿児島・徳之島保健所の取り組みとして、定点以外の医療機関から
の情報収集や、検診の場や地元紙、学校を通じての情報提供を行い、流行を食
い止めた事例を紹介した。