感染研・週報 ヘルパンギーナ、手足口病が増加傾向
公開日時 2004/05/24 23:00
国立感染症研究所が5月24日までにまとめた感染症週報第18週(4月26日~5
月2日)、第19週(5月3~9日)によると、乳幼児の間で流行しやすい夏か
ぜの一種であるヘルパンギーナの患者が増加傾向を示している。定点当たり報
告数は、第17週以降、0.08→0.16→0.13と推移。都道府県別では、熊本(19週
0.76)、和歌山(0.65)、愛媛(0.46)などでの報告が目立つ。
また、手のひらや足の裏、口の中に発疹や水疱ができる手足口病の患者も同様
に増加傾向。定点当たり報告数は第17週以降、0.07→0.11→0.08と推移してお
り、沖縄(19週0.91)、兵庫(0.55)、石川(0.28)などでの報告が多い。