厚労省 健康被害でコンフリー含有医薬品など安全性評価
公開日時 2004/06/22 23:00
厚生労働省は6月22日までに、ヒトへの健康被害が指摘されているムラサキ科
ヒレハリソウ属の多年草本、シンフィツム(コンフリー)を含有する医薬品や
医薬部外品、化粧品に関し、安全性評価を行うことを決めた。コンフリー含有
品目の承認状況について、都道府県に調査を通知で依頼した。
コンフリーの摂取により肝静脈閉塞性疾患が発生したとの報告で、厚労省はこ
れまでに、コンフリー含有食品について製造・販売自粛を指示していた。国立
医薬品食品衛生研究所から発がん性に関する中間報告があり同様に含有食品の
製造・販売自粛を指示したセイヨウアカネ根、茜草根由来の成分を含有する医
薬品、医薬部外品、化粧品についても、安全性評価を行う。