感染研・週報 咽頭結膜熱が過去10年で最高値
公開日時 2004/07/04 23:00
国立感染症研究所が7月2日に発表した感染症週報・第25週(6月14~20日)
によると、咽頭結膜熱の患者報告数が定点当たり0.83で、前週(0.61)から急
増、過去10年間の全ての週報のうち、もっとも高い数値となった。これまでの
最高値は、03年の第29週(7月14~20日)の0.77だった。これまで報告のピー
クは第28~32週だったので、今年も今後、さらに増加することが予想される。
都道府県別では、富山(2.10)、宮崎(1.83)、島根(1.65)、石川(1.59)
などでの報告が目立つ。また、小児科定点医療機関での第1週から25週の累積
患者のうち、5歳以下が全体の約80%を占める。