山之内 DNAチップで体内時刻・リズム障害を正確に測定
公開日時 2004/07/20 23:00
山之内製薬創薬研究本部分子医学研究所は、体内時刻やリズム障害を正確に測
定する新たな方法を発明し、米国科学誌「米国科学アカデミー紀要」に発表す
る。「今回の成果は、DNAチップを用いてたった一度のサンプリングで体内時
計の状態を正確に診断することを可能にするもので、リズムの変調によって惹
き起こされるさまざまな疾患の治療や予防に大きく道を開くもの」としている。
リズム変調によって起こる疾患には不眠症、うつ症状、時差ボケ、登校拒否症、
痴呆症の周辺症状の夜間徘徊などがあるという。