厚労省 「熱中症」昨年の3倍以上
公開日時 2004/08/15 23:00
厚生労働省が8月13日までにまとめた「熱中症による労働災害発生状況」(速
報)によると、今年7月の1ヵ月間に熱中症のため4日以上休業した労働者は4
4人(うち死亡4人)で、昨年7月(確定数)の13人(死亡4人)から急増し
たことが分かった。昨年のピークは8月の88人(死亡8人)。9月も7月より
多い20人(死亡3人)だった。
今年1月からの累積53人(死亡4人)を業種別にみると、建設業が29人で圧倒
的に多い。死亡は全員、建設業だった。