ヤンセン 医療用麻薬製剤モルヒネ使用はいまだ誤解多い
公開日時 2004/09/06 23:00
ヤンセンファーマは9月6日、がん疼痛治療に関する一般意識調査結果を発表
した。調査対象とした400人の医療用麻薬製剤モルヒネに対するイメージ(複
数回答)は、強力な痛み止め(66%)、麻薬(56%)、痛みを止める最後の手
段(54%)、中毒・依存症になる(48%)、痛みから解放される(47%)の順。
「激しい痛みを我慢」するか「中毒・依存を覚悟」するか、選択しなくてはな
らないと考えている人が多いことがわかる。
そこで、中毒・依存の心配はない、だんだん効果が弱まることはない、適正な
使用でがんの痛みの9割をおさえられる、など詳しく説明したところ、モルヒ
ネの使用に抵抗がないとの回答が69%になり、説明前から30%増えたという。
調査は6月に実施され、全国一般40代以上の400人がインターネットを通じて
回答した。