厚労省・安全性情報 プログラフで副作用死2例
公開日時 2004/09/30 23:00
厚生労働省は9月30日、「医薬品・医療用具等安全性情報」No.205を公表し、
免疫抑制剤「タクロリムス水和物(経口剤、注射剤)」(富山フジサワの「プ
ログラフ」)との関連を否定できない膵炎の副作用が11例報告され、うち2例
が死亡したことを明らかにした。死亡したのは10代と40代の女性で、いずれも
骨髄移植における拒絶反応抑制のため使用していた。膵炎については使用上の
注意の「その他の副作用」に記載されていたが、「重大な副作用」に記載する
改訂を行っている。